いよいよ今シーズンのアトリをまとめてみましょう。タイトル画像は愛用の野鳥図鑑です。この図鑑は日本語版と英語版がある、当時「日本野鳥の会」肝いりの図鑑でした。1982年11月1日初版第1刷発行です。
Olympus OM-D E-M1
アトリのページでは、メスと、オスの冬夏羽が紹介されています。
アジア東部での越冬地(淡い緑色)は、ほぼ日本列島全土に及び、
繁殖地(桃色)は北部で、日本での繁殖例はありません。
この画像には左に夏羽のオス、右下(石のエサ箱)に冬羽のオス。
その上の土の部分にメスが写っています。
日本海側から本州に入るアトリは、数千数万と言った大集団に
なることがしばしばあるそうです。飛来地でも集団で観察される
ことが多いです。
我が家では、メスがシジュウカラなどと混群を作り入りました。
エサ箱にくるのが観察されたのは1月ごろからです。
メス一頭でも、シジュウカラの集団に互角の振る舞いでした。
(この2枚は「その2」で既報の写真です。)
3月になると、アトリ自身が集団で訪れるようになりました。
右は冬羽のオスです。
ここまでオスの冬羽。
3月13日撮影のオス。これは夏羽のアトリ♂ですね。
この間、2月にはエサ箱後ろでフクジュソウが咲き、
4月7日から16日にはボタンも咲きました。
メジロに合ったエサは置きませんでしたが、時々やって来ていた
可愛い小鳥。
こちらはヒマワリをアトリと奪い合っていたガビチョウ。
メジロというなら、こちらも目白です!
4月後半、エサも置きませんでしたが、アトリは北方へ旅だって
行ったようです。最後の日、約束はしませんでしたから、来年
戻ってくるか分かりません。もともと今年狭山丘陵にアトリが
多かったのも、観察者をびっくりさせた事件だったのですから。
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