もう5月なのに、報告は先月21日の午前の観察です。オドリコソウ(ヒメではない)を探しにウワサのあったピアノ広場に行ってみました。
Olympus OM-D E-M1
今から30年くらい前、「山口の自然と文化を考える」という
地元の公民館で行っていた事業で、この路は随分歩きました。
その観察会のとき私たちが付けた「山口のアルペンロード」という
愛称は地元に定着しました。その一角にピアノ広場という原っぱが
あります。ここは・・・
手前のアルペンロードのピークから見下ろすと、グランドピアノ
のように見えるのです。
ピアノ広場では小さな子たちの歓声が、ピアノの音符のように
拡がっていました。
そしてオオバコの花は、もり立て役の花火のようでした。
ハラナガツチバチのようなハチは、タンポポがご馳走です。
花を抱きかかえて・・・至福の時間を楽しんでいます。
ハチたちにとっては、ご馳走広場です。
春に現れる、赤の濃いベニシジミ。
貴重な原っぱと草の路。
二つの原っぱを結んだ、直線のアルペンロードにタカの食痕が
ありました。
肝心のオドリコソウには会えませんでしたが、踊る子供たちには
会えました。黄色いマイクロで遊びに来ていたのは「自分の子を
自分たちで育てる」「自然から学ぶ」がコンセプトの保育園の
子供たちです。
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