一週間ほど前の4月16日は暖かい一日でした。いつもの湿地を散策していたら、新鮮な羽化直後のシオヤトンボに出会いました。その前の狭山湖堤防でも大気はゆらぎ「逃げ水」も観察されました。トンボにぶつかるほど出会える季節の少し前の報告です。
SIGMA 150mm 1:2.8 APO MACRO DG HSM + Nikon D300
太陽に照らされた路面は気温より高くなり、30cm位から下降します。
この急な温度差による屈折率の差から表面で全反射が起きます。
堅くしまった大地でも起きて、国木田独歩の「武蔵野」は
そんな記述から始まります。
この日は、あっさりとトラフシジミにも会いました。
地面でミネラル補給中の様でした。
ハバチの仲間かな。腹部のベッコウ色とこけしのような模様が印象的でした。
ミヤマシジミとキタテハ。
キタテハは翅を太陽の方向に向けるポーズでした。
さてビロードツリアブも、だんだん目立たなくなってきました。
耳元で「ブーン」という羽音は、最近クマバチやヒラタアブに替わってきました。
黒に黄色のハバチかなあ・・・
同定が追いつきません。
今年の初トンボはこんな具合でした。
まだ翅は完全に乾ききっていません。
その後、一週間で3頭のシオヤトンボ(すべて♀)に会っています。
セミやトンボ、麦わら帽子は夏のシンボルです。
トンボの季節、夏もすぐそこ。
春は・・・行ってしまうのか・・・
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