当麻喜明

今年の初トンボ-シオヤトンボ

2011年4月25日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2011.4.16 natu no youna sayamako-teibou

一週間ほど前の4月16日は暖かい一日でした。いつもの湿地を散策していたら、新鮮な羽化直後のシオヤトンボに出会いました。その前の狭山湖堤防でも大気はゆらぎ「逃げ水」も観察されました。トンボにぶつかるほど出会える季節の少し前の報告です。

SIGMA 150mm 1:2.8 APO MACRO DG HSM + Nikon D300


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太陽に照らされた路面は気温より高くなり、30cm位から下降します。
この急な温度差による屈折率の差から表面で全反射が起きます。

堅くしまった大地でも起きて、国木田独歩の「武蔵野」は
そんな記述から始まります。


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この日は、あっさりとトラフシジミにも会いました。
地面でミネラル補給中の様でした。


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ハバチの仲間かな。腹部のベッコウ色とこけしのような模様が印象的でした。


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ミヤマシジミとキタテハ。
キタテハは翅を太陽の方向に向けるポーズでした。


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さてビロードツリアブも、だんだん目立たなくなってきました。
耳元で「ブーン」という羽音は、最近クマバチやヒラタアブに替わってきました。

黒に黄色のハバチかなあ・・・
同定が追いつきません。


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今年の初トンボはこんな具合でした。
まだ翅は完全に乾ききっていません。

その後、一週間で3頭のシオヤトンボ(すべて♀)に会っています。
セミやトンボ、麦わら帽子は夏のシンボルです。

トンボの季節、夏もすぐそこ。
春は・・・行ってしまうのか・・・

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