小さな花々に、さらに小さな甲虫を発見するのは楽しい時間です。畑の葉につく虫は、ときに食害を招きますが、マクロの世界で覗き込むと懸命に生きている様子がわかります。
今日は早稲田の学生たちが田越しをしていました。
TAMRON SP 70-200mm F2.8 & FA 1:2.8 50mm MACRO + PENTAX K7
10mm以下の甲虫は注意して探すと意外に多いことに気づきます。
こんなとき最近は PENTAX Papilio の助けを借りることがあります。
発見してからこの双眼鏡で覗くのではなく、始めにぐるっと見渡すと
懸命な小さな命が見えてきます。
そして撮影準備に入ります。
ヒメビロウドコガネかな?と思う甲虫です。
こちらはお馴染みナナホシテントウです。
西久保のお茶畑の丘は「カントウタンポポ」が道案内です。
黄色い灯籠が雑木林へ招きます。
タンポポには「ルリマルノミハムシ」がいて、花粉を食べているところでした。
花の数が少ないなと思ったら、やはりカントウタンポポでした。
PENTAX DA 21mm + SCOPELIFE ADAPTER に NIKON FC-E8 をつけて撮影 180°サークル魚眼
さて、雑木林に入る前に今日の出来事を記しましょう。西久保田んぼの奥の池をかりに上池と称します。今日は今までにないくらい水位が下がっていました。
上池の下の田んぼは早稲田大学が借り受けて10人近い学生が田越しの最中でした。上池から水を引いていたために池の5分の1くらいが干潟のようになっていました。
そうなると少なくなった水面に生き物は集中します。
こんなにいたのかと思うくらいのアメンボやマツモムシが
水面に何個体も簡単に見付かりました。
アメンボとマツモムシがすれ違ったらお互いびっくりするでしょうね。
通常のひっくり返ったマツモムシやなかには背中を見せているものもいました。
2個体連結もいました。
さて、先ほどの続きです。
タンポポの小径から雑木林に入るとチゴユリが咲いていました。
カタクリのように花は下を向いています。
私は膝小僧を汚さないように、カメラを落ち葉につけて撮影しました。
小さな手鏡があったら、それを置けば自分の目で観察できます。
そして Papilio で見たらどんな風に見えるかと想像しました。
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