はじめの散策地は西久保湿地。地面に膝と肘をついて水中の観察をしていた大瀧さんに会いました。空は9時過ぎには急速に回復していきました。ウグイスの幼鳥がヤブから出たり入ったり・・・セイヨウタンポポに小さな甲虫を見付けました。
SMC PENTAX F 1:4.5 300 ☆ ED〔IF〕 & 50mm F2.8 MACRO + K7
これは黄色を好む「モモブトカミキリモドキ」のようです。
太い後ろ足はオスの特徴で、たたみきれない羽がはみ出しています。
オオイヌノフグリやヒメオドリコソウは春の絨毯のように
ベンチの周りを埋め尽くしています。
大瀧さんが見付けたものは「ヤゴ」(左)でした。腹部が丸々してはいないので
イトトンボ系のヤゴと思われます。
右はときどきひっくり返って泳ぐマツモムシのようです。
私が水中を楽しんでいたら・・・大瀧さんの声。
今度は「オオタカ」がサーマルに乗って高く舞っていくところでした。
複数の観察者が周りにいると「特別なもの」の取りこぼしがありません。
足を被う白い羽毛が拡がって尾羽が二段に見えます。
この前見たオオタカにもこの特徴がありました。
みどり森の学芸員の方がいらっしゃいました。
私はまた「トトロの森7号地」に行くことにしました。
ムラサキケマンの紫型です。
白型です。
カルガモが一羽、飛行音と共にやって来ました。
ぐるっと水田を泳ぎ、ときどき潜るような行動をとりました。
もそもそと歩き始めました。
そのあともう一羽が飛んできました。二羽一緒になって
さらに上流の水源に飛んでいきました。
オタマジャクシがかたまって生活している場所もありました。
しかし西久保湿地で、さっき聞いたカエルの合唱は聞こえません。
今歩いてきた湿地を振り返ってみました。
湿地の奥はスギナの絨毯になっていました。
かつてはここも水田の一枚だったのでしょう。
水源は入口近くの泉だけでなくこのさらに奥にもあるようです。
帰りぎわにルリタテハがこの前のところに舞っていましたが、
風が強くなってきたせいか垣根の中に消えていきました。
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