当麻喜明

賢治祭の昼と夜-2/2

2013年10月 3日 | 当麻喜明 | Comment0

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東北行の目的だった賢治祭の夜の報告です。今年は宮沢賢治没後80年であり、9月21日が、土曜日だったこともあり、近年にない人の出の多さでした。以前、私は最前列に陣取っていたものですが、この参加者の多さにはビックリしました。

Ricoh GRDⅣ


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献花には間に合わず、こんな後からの参加になりました。
詩の朗読や、歌や高校生の劇を楽しみ、私たちも合唱し
第一部は進んでいきました・・・

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第二部は、残ることが出来る人たちの「座談会」になりました。

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北上川の向こうに月が昇って来ました。

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翌日は、賢治さんの実弟、宮沢清六氏の資料展をイーハトーボ館で見ました。
花巻が空襲で生家も焼失したときに、清六氏は必死で兄の原稿を護りました。

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遺品のハーモニカ。生前、賢治祭が雨で室内になったとき清六氏が、飛び入りで、このハーモニカを吹いてくれました。
「帰る前に必ず家にいらっしゃい」と言われ、お尋ねしたとき、見せていただいた「イギリス海岸」の写真は、Pentax や Konica で撮されたものだったんだ・・・

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これらの初期の全集の数冊は、私の賢治資料の中にもあります。


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賢治愛読者の花巻の「拠り所」の一つが、宮沢賢治記念館です。
建物の側にある「よたかの星」像は栗原俊明氏作です。
氏の他の作品は・・・異色なものをあげるなら、我が家のお墓です。

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